車検

車検の説明
平成7年の車両法改正で、車検という商品を使用者が選べるようになりました。
『車検ってそんなに色々あったの???』『車検金額ってどうして違うの???』 そういう疑問にお答えします!!!

◎ 2年定期点検付き車検
従来よりある、2年定期点検がついた車検です。
ただし、この車検は、どこの車検業者でも取り扱いOKというわけではありません。
国土交通省から認可された、分解整備の資格を持った工場でしか取り扱うことができません。
この認可された工場は指定工場または認証工場と呼ばれています。
(ユニオン機工は、この認証工場です。2年点検付きでもいろいろありまして下の方にちょっと書いてます。)

◎ ユーザー車検
使用者自らが陸運事務局へ直接車輌を持ち込んで、車検を受ける方法です。
自分でするわけですから、法定費用など、必要な費用以外の手数料はいっさいかかりません。
しかし、意外に多いのが「落検」(車検に通らないこと)です。
残念ながら、この場合はもう一度、整備工場で整備をしてから車検を受けに行かなくてはなりません。
車検を受ける二度手間と結局支払うことになる整備代金を考えたら、
必ずしも「お得!」とは言い切れないかもしれません。
もちろん、車検に1回で通れば「お得!」であること間違いなし!です。
それと陸運事務局は平日しか稼動していませんので平日が休みでなければ休暇を取らないといけません。

◎ ユーザー車検代行
陸運事務局での作業を使用者に代わってする車検です。
一般にユーザー車検といわれている車検のほとんどはこの『ユーザー車検代行』にあたります。
価格の安さが特長ですが、2年定期点検は入っておりません。

◎ 車検の法律「道路運送車両法」
道路運送車両法改正のポイント
「道路運送車両法」は、昭和42年に制定されてから何回かの小規模な改正が行われましたが、
昨今の規制緩和の風潮を受けて、平成7年7月1日に大きな改正が行われました。
道路運送車両法改正の目的
車の使用者の自己管理責任の明確化
主な変更点
2年定期点検と車検(継続検査)の切り離し
今回の法改正で一番重要なのがこの点です。
従来は、車検を受ける前には必ず2年定期点検を受けなければならなかったため、車検は2年定期点検を実施できる整備工場でしか受けられないというのが現状でした。
ところが、今回の法改正により、車検前に必ずしも2年定期点検を受ける必要がなくなったため、整備業者でなくても車検をうけることが可能になりました。
ただし、2年定期点検が廃止になったわけではなく、あくまでも車検後に2年定期点検をすることを前提にしています。

☆彡ユニオン機工の車検
2年点検付き車検でもいろいろあります。
基本点検料を、安く表示されてる指定工場があります。
一見安く思うのですが、点検=目視点検のみ、清掃・調整・交換などの作業は別途作業料金がいる。
従来の作業内容で依頼すると、従来より高額になってしまうというところもあります。
問合せ時に、確認された方が良いですね。
(安価表示のすべての指定工場じゃないです。一部の指定工場です。)

当店では、ユーザーの立場に立ってプロの目で見た作業をさせて頂きます。
不要な部品交換は致しません。不要な修理はいたしません。
しかし点検をするのに分解した箇所を清掃・調整せずに組み直すということが出来るでしょうか?
プロとしてもですが、お乗りになるユーザーの立場になってもです。
もう半年持ちそうだからOK!今よければOK!しかし、いずれ調整・交換しなければいけない時がきます。
その時にまたイチから作業しなければなりません。
そうすれば、今分解した作業料金をまた支払う(請求する)事になってしまいます。
今安ければでわなく、次の車検まで余分なお金・時間が掛からない様に整備しておいた方が安心です。

自動車の基本は、走る・曲がる・止まるですよね。
『走る』のエンジンは、オイル交換などの時に点検出来るのですが
『曲がる』のステアリング・『止まる』のブレーキ関係は、なかなか点検の機会がありません。
これが出来ないと第三者をまきこむ事故になりかねません。
車検の時は、そこを重点的に整備しておくことをお薦めします。

車検金額は作業内容により決まります。
事前の打合せ、見積もり致します。お気軽に問い合わせ下さい。

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